四国の高校生アマチュアバンドが演奏の技術や表現力を競う大会が18日、高知市で開かれました。22組のバンドが参加し、会場一体となって盛り上がりました。
18日、高知市で行われたのは全国高校生アマチュアバンド選手権の四国地区大会、「TEENS ROCK in SHIKOKU」です。出場したのは14校・22組のバンド。全て高知県内の高校でした。



(訪れた人)
「室戸のバンドを応援しに来ました。自分も学生時代にバンドをやっていたので、すごく懐かしいし、こういう機会があってうらやましいという思いもありつつ、すごく楽しんでいます」

高校生たちの出番は演奏だけではありません。ステージの進行や来場者の受付も生徒たちの仕事。大人だけでなく自分たちも主体的に関わりながら作るのが「TEENS ROCK」です。

(生徒)
「演奏という場所以外で、受付とかで活躍できてるんだなと思うと、心が晴れ晴れしますね。学生も協力してもらいつつ、みんなで作り上げていくイベントなのかなと思っていますね」

最優秀賞のバンドは夏に茨城で行われる決勝大会に出場することができます。さらに決勝大会で最優秀賞、グランプリに輝くと日本最大級の音楽フェスへ出演できるということもあり、各バンドが練習の成果を思う存分に披露していました。

(出場した生徒)
「大きな大会だと思うので、この日のために頑張ってきたバンドも多いんじゃないかなというイメージです。いろんな事を考えて、盛り上げる練習とかを頑張りました。初めて大会に出るので、すごく緊張してるんですけど盛り上げて頑張っていくつもりなので頑張ります」

22組の中から見事、最優秀賞に輝いたのは土佐塾高校の「エレクトロポップ」。技術力や表現力が総合的に高く評価されました。


(エレクトロポップ 古賀陽斗さん)
「責任をもって全国大会でも好成績を残せるように頑張りたいと思います」

(エレクトロポップ 中村実菜都さん)
「何より一番楽しんで演奏ができたらいいなと思います」

(エレクトロポップ 前川杏子さん)
「頑張ります」

(エレクトロポップ 堀幸奈さん)
「今回のライブでの反省点を見直して、決勝大会でもっといいライブができるように頑張りたいと思います」

「エレクトロポップ」は8月1日、茨城県ひたちなか市で行われる決勝大会に出場する予定です。