23日に行われるプロ野球ドラフト会議。指名の可能性がある、高知県内の注目選手を取材しました。
高知ファイティングドッグスからは2025年、3人の投手に指名の期待がかかります。
1人目の紹介は大阪市出身の加藤翔太投手。MAX149キロのストレートをはじめ、カーブ、スライダーなど多彩な変化球が持ち味です。今シーズンは24試合に登板し、7勝5敗。2試合で完投しています。ドッグスでの選手生活が4年目を迎えた加藤投手。この4年間、自らの成長を実感していると話します。
(高知FD 加藤翔太 投手)
「メンタル面も成長したと思うんですけど、1年目の時とか先輩が多かったんですけど、年を重ねるにつれて自分は逆の、先輩の立場になるんで、今年と去年は副キャプテンをやらせてもらって面倒見とか結構変わったかなと思います」

チームからは同級生の若松尚輝投手がDeNAから4位で、嶋村麟士朗捕手が阪神から育成2位で指名された2024年のドラフト。加藤投手は「今年こそは」という思いで練習や試合に打ち込んできました。

(高知FD 加藤翔太 投手)
「自分が出ていないドラフト会議を見ることができなかったんで、それほど悔しかったんで、今年はその悔しさを胸にずっとやってきたんで、あとはいい結果が出ればと思っています。ピンチにも物おじせずやってきたところを見てほしいかなって思います」
運命のドラフト会議は23日、開かれます。