高知県四万十町で、国勢調査の調査員が、自宅で保管していた1世帯1人分の調査票を紛失していたことがわかりました。
高知県によりますと、四万十町で調査を行った調査員が、氏名や生年月日、住居の種類や建て方などを記載した1世帯1人分の調査票1枚を紛失したということです。
調査員は今月9日の午後1時ごろに世帯を訪問し、聞き取った内容を調査票に記入。ほかの世帯を回った後、調査票を自宅で保管し、今月15日、四万十町役場に提出した際、紛失に気付いたということです。四万十町は翌日警察に遺失届を提出し、本人に謝罪した上で、再度調査を行ったということです。
県は「調査員には厳重注意を行った。改めて書類の厳重管理を徹底するよう通知し、再発防止に努める」とコメントしています。