念願のピッチに立った松本選手、35分には、ゴール前にいた須藤直輝選手に絶妙なクロスを送り、あと一歩で“好アシスト”だった場面も。そして、その須藤選手のシュートが相手に阻まれた直後には、こぼれ球に反応してシュートを放ちますが、枠外に外れ、悔しそうな表情を見せました。
一方の守備では、相手選手と激しく競り合い、空中戦でも相手と互角に競り合う場面がみられました。

攻守とも積極的なプレーを見せた松本選手は、そのまま試合終了までピッチに立ち続け、試合は高知ユナイテッドSCが1-0で勝利。天皇杯・高知県代表の座を勝ち取りました。
得点には直接絡むことのなかった松本選手。試合後は「けがで4か月ほど出遅れていたので、ピッチに立てたことは良かった」と振り返りましたが、反省点も口にしました。
◆松本光平 選手
「クロスやラストパスの質などで、たくさんの課題が出たので…。クロスを上げチャンスを演出するシーンを、もっと増やしていきたいと思っていますし、質を高めて試合に絡みたいです。これから練習で修正して、もっとチームに貢献したいです」
そして、「これまで試合に出ていない選手をチャレンジさせる意味で、松本を出した」と試合後に明かした、秋田豊監督は…。