3月、所属先を変更した、レスリングのパリオリンピック™金メダリスト清岡幸大郎(きよおか・こうたろう)選手が帰省し、「オリンピック連覇を目指しながらスポーツ振興にも力を入れたい」と意気込みを語りました。
清岡選手は、これまで兵庫県の「三恵海運」に所属していましたが、3月21日、住宅設備などを手がける東京の「カクシングループ」に入社し、18日に濵田知事に報告しました。2024年のパリオリンピック後、様々なスポーツイベントなどに参加するようになった清岡選手は、スポーツ振興に力を入れたいと思うようになり、自身のイベント企画や参加を全面的にサポートしてくれる「カクシングループ」に転職を決めたといいます。早速、6月28日には、子どもたちが対象の「レスリング体験教室」で櫻井つぐみ選手とともに指導するほか、今後は障がい者スポーツの振興にも取り組んでいきたいとしています。
(清岡幸大郎 選手)
「『地元・高知県に貢献する活動もやっていきたい』と思っていて、そういう活動をさせていただけるような会社に所属させていただけたので、『アスリート』として自分の活動・強化に取り組みつつも、タイミングを見ながら、いろんなイベントができていければと思っています」
なお、自身はこれまで通り日本体育大学を拠点に練習を続け、6月の「全日本選抜」優勝、そして9月の世界選手権優勝を目指します。