高知ファイティングドッグスと阪神タイガースファームの交流戦が16日、高知市で行われました。2024年までファイティングドッグスでプレーした嶋村麟士朗選手と高知高校出身の森木大智投手も出場し、高知のファンを沸かせました。
16日夜行われた高知ファイティングドッグスと阪神タイガースファームの交流戦。会場には阪神ファン、ドッグスファン、大勢の人が訪れました。

(少年野球チームでキャッチャー)
「キャッチャーの肩や守備を見たいです」

(少年野球チームでピッチャー)
「ピッチャーがどんなコースに投げるのか、ちゃんと見て学びたいです」

タイガースには、高知高校出身の森木大智投手と、2024年までファイティングドッグスでプレーした嶋村麟士朗選手が所属。嶋村は、7番キャッチャーで先発出場しました。


1回表、タイガースは1アウト2塁で、3番、コンスエグラがタイムリーヒットを放ち先制します。

さらに2回表。1アウト2塁1塁で2番、福島。走者一掃の2点タイムリー。タイガースはこの回さらにもう一点を追加し。4ー0とリードを広げます。

一方のファイティングドッグス。3回ウラ、ランナーを1塁に置きますが。嶋村が盗塁を阻止。古巣のファンに活躍する姿を見せます。

そして4回裏。高知高校出身、森木がマウンドへ。

高知出身バッテリーは1点を失いましたが、最後は三振でおさえ、会場を沸かせました。

直後の5回表。タイガースの打席には、9番、百崎。平日のナイター、1200人を超える観客が集まった中で、この試合唯一のアーチ。試合はこのまま7ー1で阪神タイガースファームが勝利しました。

(タイガースファン)
「最高でした。タイガースの選手も」
「こんなに近くで選手を見られて、こういう試合がもっと増えたらいいと思います」
「ドラ1が活躍するのがタイガースなので、流れに乗って森木もがんばってほしいです」

(ファイティングドッグスファン)
「僕もプロ野球選手を目指しているので、(自分も)プロ野球選手になって会えたら良いなと思います」
(Q.嶋村選手とプレーしたい?)
「はい」
「たくさんヒットやホームランを打って、ファインプレーもしてプロ野球界で知られるような選手になってほしいです」

(阪神タイガース 嶋村麟士朗 選手)
「相変わらず(ファイティングドッグス)応援団の応援がすごかったので、それを聞いて久しぶりだなと感じましたし、本当に高知のファンの皆さんはあたたかいので、今後のファイティングドッグスの選手は、その応援を背に優勝やNPB輩出をしてほしいです」

県内野球界の誇り、憧れ、希望となっている2人。高知での声援を受け、支配下登録を目指します。
