高知市上下水道局によりますと一晩、水を出しっぱなしにした場合にかかる水道料金は200円から300円くらいだということです。もし水道管が破損すると、修理に、少なくとも数千円かかるということで、「出しっぱなし」の方が結果的にコストはかからないといいます。
どうしても出しっぱなしにできない場合は乾いたタオルなどを露出した水道管と蛇口部分に2重に巻きつけることで凍結を防止します。

タオル以外に専用の保温材もホームセンターなどで販売されているということです。それでも朝起きた時に水道から水が出ず、出勤や通学で外出しなければならない時はメーターボックスの中や道路上にある止水栓を閉めておくことが重要です。

(高知市上下水道局道路管理課 竹内蓮 技査)
「帰宅時に止水栓を開けて破損による漏水がなく、水道水が出ていれば、そのまま使用できます。漏水をしていた場合は再び止水栓を閉めて水道工事業者に修理をご依頼ください」
高知市上下水道局は「寒波の時に慌てないよう日ごろから止水栓の場所の確認や凍結対策の準備をしてほしい」と呼びかけています。