起業家や経営者が高知県内の「地域課題」を知り企業の成長などにつなげようというイベントが21日、高知市で開かれました。
「高知イノベーションサミット」は、起業家や経営者らが事業の成長に向けて学び合う「高知イノベーションベース」が毎年開いています。
21日は4つの市と町がそれぞれの地域の課題と解決案などを発表しました。
(四万十町の職員)
「四万十町、自然豊かなところがたくさんあるんですけども、まだこの周りにはあまりお店とかも全然なくて、観光客のみなさんが来ても、ただ景色を見て写真を撮って帰っていくような状況で、こういった場所でキッチンカーとかでなにか提供することによって、経済にも多少なり貢献できないかなと思っております」
人口減少をはじめ、自治体が抱える様々な課題に耳を傾けた経営者らは、取り組みの具体例やスケジュール感などを質問し、アドバイスなどをしていました。高知イノベーションベースは、地域の課題を企業側のビジネスのヒントにもしてほしいとしています。










