高知県議会9月定例会で質問戦が始まり、濵田知事は南海トラフ地震臨時情報の認知度向上に取り組んでいく方針を示しました。
高知県内では8月8日南海トラフ地震臨時情報が初めて発表され、よさこい祭り出場を辞退するチームが出たほかホテルのキャンセルが相次ぎました。議員から臨時情報の認知度を向上させるためどのように取り組むかを問われた濵田知事は、「SNSでの啓発強化や臨時情報を想定した防災訓練などを実施する」考えを述べました。

(濵田省司 知事)
「特にまだ経験をしていない巨大地震警戒になりますと、より厳しい判断が求められることになる。詳細なシナリオの検討、訓練の実施など今後の備えに万全を期してまいりたい」

また7月、大阪にオープンしたアンテナショップについては、来店者が50万人を超え1日の売り上げもおよそ90万円と目標を上回っていることから、濵田知事は「県経済のさらなる活性化につなげる」と決意を述べました。
県議会9月定例会は10月11日までです。










