少子化対策の強化に向けて高知県高知市でこの秋に実施する、若い世代の声を聞く座談会や出会いの場を作るイベントの内容について話し合う会議が開かれました。
高知県は2008年に県少子化対策推進県民会議を立ち上げ、その後、ワークライフバランス推進部会や結婚・子育て支援部会などを設置し、各分野での少子化対策の強化を進めています。
27日、高知市では若い世代をターゲットに取り組みを企画・実施する「若い世代部会」が開かれました。

会では濵田知事が若い人たちの結婚や出会いについての声を聞くために9月知事公邸で開催する座談会について、メンバーから「意見を出しやすい雰囲気作りを心がける」などの意見が出ました。また、11月に行われる出会いのきっかけを作るための異業種交流イベントの内容について話し合いました。
(高知県少子化対策推進県民会議 若い世代部会 角 知明 部会長)
「継続的な出会い・イベント、一発物で終わらない。それが出会いや付き合うきっかけ、結婚につながる可能性がある。そういった意見を反映させながらイベントや事業をできたらなと思う」

若い世代部会では異業種交流イベントの内容が決まり次第、9月中を目途にチラシなどで募集を呼びかけていくとしています。