8月8日に発表された南海トラフ地震臨時情報を受け、高知県濵田知事は「宿泊業を含む観光面での打撃を早くリカバリーする必要がある」と述べました。

8月8日に起きた日向灘を震源とする地震で気象庁は「巨大地震注意」の南海トラフ地震臨時情報を発表しました。

濵田知事は定例会見の中で高知県内宿泊施設への影響について触れました。

(濵田省司 知事)
「8月9日からの10日間におきまして、1万2449人の宿泊キャンセルがあった。(県旅館ホテル生活衛生)同業組合の調べでは、金額にして約1億7400万円の売上減というかたちで影響があったというふうな発表もされている」

濵田知事はその上で、「旅行会社のツアー廃止など宿泊業を含む、観光面での打撃を早くリカバリーする必要がある」と述べ、「どっぷり高知旅キャンペーンや旅行会社向け助成制度の拡充を検討する」など県として支援していく考えを示しました。