父 駿功さん

父 駿功さん
「マイナスにしか思わなかったんですけれども、何で自分たちが?とか」

母 礼さん
「信じたくなかったけどこれが現実なんだって。それを受け止めるのがなかなか受け止められなかった」

最愛の息子への突然の宣告。

入院生活を余儀なくされるー

血液のがん・白血病は、子どものがんの中で最も多く、国内で年間およそ1000人が発症しています。正常な血液が作れなくなり、貧血になったり、血が止まりにくくなるほか、臓器が正常に機能しなくなることもあります。最悪の場合、命に関わります。愛媛県立中央病院での1年間にわたる入院を余儀なくされました。母・礼さんも泊まり込みで付きっきりの生活です。

母 礼さんは日記をつけるように

母 礼さん
「怖いとか不安とか心配なので寝られなかったです、最初は。治療中に同じような治療を繰り返すんですけれども、とにかく忘れないように…」

礼さんは毎日、薬や治療内容、れいり君の様子などを日記に書き残し始めました。