昨夜、県内では火事が相次ぎました。このうち、四国中央市では住宅が全焼し、1人が死亡しました。

警察と消防によりますと、火事があったのは、四国中央市三島宮川の会社員・芦谷浩一さんの住宅で、午後9時ごろ「家が燃えている」と住人の女性から消防に通報がありました。

火は木造2階建ての住宅を全焼し、1時間半後に消し止められました。
この火事で、1階の寝室から1人の遺体が発見されました。

出火当時、家にいた芦谷さんの父・勝(76)さんと連絡が取れていないということで、警察は見つかった遺体が勝さんとみて、身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べています。

また、午後10時半ごろには、松山市平田町にある2階建ての集合住宅の1階から出火し、1階の1室と2階の一部が焼けました。

この火事で、1階に住む岩崎将大(23)さんが胸にやけどを負い、病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。