日本時間11日未明に行われるノーベル賞授賞式を控え、坂口志文さんと北川進さんが率直な思いを語りました。

大阪大学 坂口志文 特別栄誉教授
「忙しいままに過ごしていてまだ実感がない。(当日は)晩さん会があり、実感できたら嬉しいと思っています」

京都大学 北川進 特別教授
「ロイヤルの方々と食事を挟んで色々できるので、楽しみです」

授賞式はスウェーデンの首都ストックホルムで、日本時間11日未明に行われます。受賞者は国王からメダルを受け取り、授賞式後には家族やゲストとともに晩さん会に出席します。

晩さん会には、あわせて1300人以上が出席する予定です。料理は44人のシェフが4日間かけて準備し、あわせて400本のシャンパンと450本のワインがふるまわれます。

テーブルセッティングには40人のスタッフが携わり、9000点を超える食器と5000個以上のグラスが用意されていれるということです。

また、晩さん会にはドレスコードがあり、坂口さんと北川さんは燕尾服を着用します。

授賞式に先立ち、坂口さんと北川さんは9日、日本大使館主催のパーティーに出席。大使は大阪大学と京都大学の2人の受賞決定にちなみ、「今年は関西の年だ」と述べ、祝福しました。