愛媛県宇和島市吉田町、ミカン農家の家庭で育つ谷村怜龍(れいり)君。ちょっぴり恥ずかしがりやな、5歳の男の子です。
【画像をまとめて見る】白血病と闘う5歳の男の子と家族の物語
■2歳6か月で突然の宣告…

2017年6月29日、父・駿功(としのり)さん、母・礼(あや)さんの長男として生まれたれいり君。よく喋りよく笑う、元気いっぱいの男の子でした。
しかし、2歳6か月だった2020年の年明け。
母 礼さん
「熱が出て風邪症状があって、その風邪が治ったと思ってもまたすぐに同じように風邪をひいたり熱が出て…みるみる顔色も悪くなって、ご飯も食べられなくなっていってとにかく普通じゃないなって」

病院に通うも原因不明の熱が続きました。2か月後、医師から両親に告げられたのが、急性リンパ性白血病でした。