愛媛県は、今治市内のサービス付き高齢者向け住宅で、ノロウイルスによる食中毒が発生したとして、この施設を、4日間の調理業務停止処分にしました。

県によりますと、食中毒が発生したのは今治市内のサービス付き高齢者向け住宅で、11月29日から、入居者およそ30人のうち、62歳から96歳の男女15人が下痢や発熱などを発症したということです。

その後の検査で、患者と調理従事者の便から「ノロウイルスGⅡ」が検出されたことから、ノロウイルスによる食中毒と断定し、県はこの施設について4日間の調理業務停止処分にしました。

患者の状態は、おおむね回復しているということです。