温泉水でウナギを養殖…なぜ?
なぜ下呂の温泉水とウナギが結びついたのでしょうか?
国内では、先に高山市や鹿児島県指宿市でも温泉水を使ったウナギの養殖は行われていますが…
(伊藤社長)
「臭みがすごく少ない。温泉をずっとかけ流ししているので、水がすごくきれい。これは、ことし夏の土用の丑で出荷した店の人や購入客から聞いた」

使う源泉の温度は28℃ほど。時期によって水温が変化する川の水は、ボイラーを使って温度管理しなければなりませんが、下呂の温泉水はそのままの温度で利用でき、燃料費をおさえることが可能なのです。
(伊藤社長)
「値段が下がる要因がない状況の中で、ウナギの事業者は大変困っている」
稚魚のシラスの価格高騰に、人件費、加えて餌代も上がる中で下呂の温泉水は強い味方に!

