台風15号の影響で、東海地方はきょう昼過ぎにかけて「線状降水帯」が発生し、大雨災害の危険度が、急激に高まる恐れがあり気象台が警戒を呼び掛けています。
きょう午前1時ごろ、高知県の宿毛市付近に上陸した台風15号は、現在東寄りに進んでいます。

東海地方には、きょう昼前から夕方にかけて最も接近する見込みです。
台風周辺を回る、暖かく湿った空気が東海地方に流れ込み、接近前から大気の状態が非常に不安定になっていて各地で激しい雨が降っています。
東海地方は、きょう昼過ぎまで、非常に激しい雨が降り、三重県では、局地的に1時間に80ミリ前後の猛烈な雨が降るおそれがあります。

また、愛知県・岐阜県・三重県では、昼過ぎにかけて「線状降水帯」が発生し、大雨災害の危険度が急激に高くなるおそれがあります。
現在、三重県の松阪市、熊野市、紀宝町で洪水警報が出されています。
気象台は、土砂災害や河川の増水、はん濫、低い土地の浸水などに、警戒を呼び掛けています。