アジフライといえば、庶民の味というイメージですが、1年でわずか数か月、いまこの時期にしか製造できない究極のアジフライを食べたことがありますか?

製造しているのは、アジフライカンパニーとして知られる鳥取県境港市の「角屋食品」。その工場にBSSのカメラが潜入しました。

きつね色の衣をまとったふっくらジューシーなアジフライ。昔から"庶民の味"として日本人に愛されています。

そんなアジフライを1日に約2万5000枚も作るのが、境港市にある「角屋食品」。さっそくアジフライ工場に潜入!

角屋食品 角谷直樹 社長
「きょうアジフライに使っているアジは、鳥取県境港で水揚げされたアジで、主に隠岐島周辺でとれたアジを使っています。」

境港で水揚げされたアジは、まず、重さごとに選別され背びれや頭、内臓などが取り除かれます。その後「開き」にし、残った骨などは、1匹1匹手作業で取っていきます。

卵や小麦粉を混ぜ合わせたバッター粉や生パン粉付けも手作業。優しく丁寧にアジを包み込みます。

角屋食品 角谷直樹 社長
「いわゆる刺身級のアジをアジフライにしている。これが水揚げがあった日にできる。」
こうして出来上がるこだわりのアジフライ。