能登半島地震を受けBSNの記者とカメラマンは、JNN取材団の一員として石川県の被災地に入って取材を続けてきました。ライフラインが寸断され、厳しい寒さの中懸命に命をつなぐ被災者やボランティアを取材しました。

BSNの記者とカメラマンが取材に入ったのは11日、震度6強を観測した石川県珠洲市です。

記者
「地震から11日目を迎えた珠洲市内ですが、建物は大きく崩れ、一部の信号もまだ消えたままとなっています」

家屋の2階部分は崩れ落ちて電柱は傾き、道路はいたるところで陥没していました。石川県では28日までに236人の死亡が確認され、今も19人の安否が分かっていません。

被災者が身を寄せていた珠洲市内の正院小学校です。被災者はストーブの前で暖をとったり、テレビや新聞で被災地の情報を確認したりしていました。

一部の避難所で新型ウイルスの感染が広がっていたことから、避難している人に直接取材することはできませんでしたが、避難所を取材していると人の温かみを感じられるものを見つけました。