そらにその1週間後には珠洲市にも派遣し、現在は4台が主に避難所や保育所などに設置されているということです。

利用した被災者からは…
【ニットク 設計開発部 荒井和孝 部長】
「ものすごくありがたい。こんなものがあったんだったら、もっと早く設置出来ればよかったのにね、なんて話を」

もともとこのトイレカーは、建設現場の女性社員に向けた個室トイレとして開発されたものです。

バッテリーをフル充電しておよそ200回の利用ができるので、停電している災害現場でも使えるということです。

【ニットク 設計開発部 荒井和孝 部長】
「普段、私たちは当たり前にトイレを使用していますけど、被災地に行けばつらい思いをしている方もたくさんいるので、トイレカーを入れることによって被災者の気持ちも晴れていくのではないか」

今後は避難所に加え、復旧業者が使用するためのトイレカーも派遣していく予定だということです。