新潟県が7日に発表した『感染症情報』によりますと、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の定点当たりの感染者数について、前週と同じ1.04倍と報告され、新潟県内における患者数の増加傾向がまだ続いているといえそうです。

7日に発表された新潟県内の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の1医療機関あたりの患者数は22.65でした。これは前週の人数21.84の1.04倍にあたります。
県内全定点から報告された患者実数の総計は1948人でした。

入院者数は410~500人程度と先週から増えていますが、病床使用率は28%程度に減っています。中等症の患者も50~60人程度に減少しました。
重症者については2~5人と報告されています。

新潟県では引続き、手洗いなどの基本的な感染対策の徹底を行い、発熱や咳などの症状がある場合には外出を控えるように呼び掛けています。

新型コロナウイルス新規感染者数について、5月7日までは『全数把握でしたが、5類移行後は、季節性インフルエンザと同様に、あらかじめ指定された医療機関からの報告に基づく『定点把握になっています。

新潟県内では、8月22日に5類移行してから初めて、確保病床使用率が30%を超えていました。