上越新幹線で40年に渡って活躍してきたスプリンクラーが報道向けに公開されました。雪害対策として走行時の積雪を防ぐ設備です。
新潟県湯沢町で報道向けに公開されたJR上越新幹線の散水消雪設備。
自動で雪が降ったことを検知し、10℃前後に調整された水がポンプから汲み上げられ、レールに積もった雪を融かしていく設備です。


完全自動の設備で、人の手で除雪をしなくても、およそ75キロの区間で水をまき除雪することができるそうです。

開業から40年経つJR上越新幹線ですが、これまで雪による大きな遅れは発生していないということです。

【JR東日本新潟支社 新潟機械設備技術センター 高橋直人 副長】
「お客さまにはぜひ冬季の安全を支えている、こういう設備があるということをご認識いただいて、安心して新幹線に乗っていただければと思います」
新幹線が冬でも安心して走れるよう、この冬も設備の活躍が見込まれています。











