新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が5類に移行されてから1カ月。
暮らしに変化は生まれているのか、を取材しました。
【記者レポート】
「移行から1カ月経った街の人を見てみると、マスクを外している人もチラホラいますが、まだマスクを着けている方もいますね。私が見る限り、付けている人、いない人、半分半分くらいです」
街の人はどう感じているのでしょうか。

「マスクを外している人が増えてきたなと思う」
「暑くて苦しいのでもう付けてないですね」
高齢者施設にいる父親と面会してきたという男性にも伺うことができました。
5類になって、対面での面会ができるようになったそうです。
「今年の初めころは完全に窓越しで面会。昨日今日の面会は施設内だった」
一方で、マスクを外すのは不安だという人もいます。

「やっぱりまだ心配だから」
「自分を守るため。暑いですけどね」
こんな理由からマスクをしている人も…。
「汗かいている顔を見られたくないので…。感染対策でのマスクではない」
マスクを外すなど、新型ウイルスへの意識は少しずつ変わってきているようですが、まだ一抹の不安を残している人も見うけられました。