多くの人に読んでもらいたいと“電子書籍化”を目指している「本」があります。
その本のタイトルは『命のアサガオ 永遠に』―
命の尊さと骨髄バンクについて記されています。

新潟県胎内市に住む著者の丹後まみこさん(64歳)は、1993年に7歳の息子・光祐(こうすけ)くんを白血病で亡くしました。
まみこさんは、光祐くんが小学校で大切に育てていたアサガオの種を小中学校に配り、それが、命の尊さを伝える『命のアサガオ』として全国に広がっています。

【丹後まみこさん】
「光祐のことを忘れたくなかったから、このアサガオをずっと育て続けようと…」
NPO法人『骨髄バンク命のアサガオにいがた』会長の立場でも骨髄バンクの大切さを伝えているまみこさんが光祐くんへの思いを綴ったのが『命のアサガオ 永遠に』。18年前に出版した本ですが、今では入手が困難になっていると言います。
【丹後まみこさん】
「欲しいわって言っても、なかなか手に入らないっていうことが現実的にありまして…」