そして今年1月、加工場が本格的に稼働し始めました。働いている人のほとんどが、サツマイモを生産している女性たちです。

【メンバー】
「一番おいしいです、ここのサツマイモが」
「十日町の名物として広がったらうれしい」
冬の間の仕事がなかった農家にとっての新たな雇用の場。農家が1年を通して稼げる仕組みが回り始めました。

【ウーマンファーマンズジャパン 佐藤友美さん】
「加工場で働くメンバーは向上心がみんなすごい。それをまた共有しようとしてくれて、みんなで良くしていこうとしてくれているのがありがたい」
【ウーマンファーマンズジャパン共同代表 佐藤可奈子さん】
「今まで働いた所の中で一番楽しいって。みんなが一生懸命だから」

可奈子さんたちがサツマイモの加工と共に力を入れているのが販路の拡大で、新潟県内大手スーパーのウオロク全店41か所での販売も始まりました。
売り場では十日町産の干しイモの認知度を上げようと、生産者自らが試供品を配りアピールしました。

【ウーマンファーマンズジャパン 佐藤友美さん】
「自分たちが作ったものをお客さんが手にする瞬間が見られることはなかなかない」
【ウオロク新津店 石川一貴店長】
「本当にいい商品だと思いますし、この商品を買いにウオロクへわざわざお越しいただければ来店動機にもなる。我々もどちらもハッピーになれるので、ぜひ頑張って売りたい」
【買い物客】
「おいしそうだったから。なんだかとろっとしていておいしそう」
この他、インターネットでの販売や新潟市のデパートなどでの販売も始まっています。