テストは「デジタルで即採点」、家庭学習は「AIがお助け」。進化する学校教育を取材しました。子どもたちの主体性向上や教員の負担軽減につながる一方で、課題も見えてきています。

「はい!始めましょう!」

新潟市北区の濁川中学校で、この日行われていたのは…

濁川中学校 和田麻友美 教頭
「3年生の数学の授業で、二次方程式の単元末のテストをしています」

生徒たちが使っているのは『ミライシード』という学習支援ソフトで、「AIドリル」や「デジタルテスト」などの機能が搭載されています。

「デジタルテスト」は単元ごとに基本的な問題が用意されていて、生徒の習熟度に合わせて先生が自由に問題の調整やアレンジができるということです。