「ドナー登録にご協力お願いします」

自らも骨髄移植の経験を持つ、サッカー・アルビレックス新潟の早川史哉(はやかわ・ふみや)選手が9日、新潟市北区の新潟医療福祉大学でドナー登録と献血への協力を呼びかけました。


早川史哉選手は、新潟市が主催する『骨髄バンクドナー登録会』にボランティアとして参加し、ドナー登録と献血への協力を呼び掛けました。
骨髄バンクとは、白血病などで骨髄などの移植を必要とする患者と提供者『ドナー』をつなぐ公的事業です。

【アルビレックス新潟 DF 早川史哉選手】
「実際に自分が呼びかけをやったことがなかったので、いろいろな人に知ってもらえればいいかなと思います」


【学生】
「早川選手に会えてうれしかったです。骨髄バンクに登録しようかなと思いました」

「かっこ良かったです。オーラが違いました。早川選手に言われて興味が湧いたので、やってみようかなと思います」

【アルビレックス新潟 DF 早川史哉選手】
「自分自身は提供や献血はできないですけど、僕自身が呼び掛けたり、こういう活動に参加する事によって、僕にとっての献血・骨髄バンクっていう活動につながると思っている」

2016年のプロデビュー直後、22歳だった早川選手は『急性白血病』の診断を受けましたが、骨髄バンクを通して骨髄移植を受けて病を乗り越えて、2019年にチームの前線への復帰を果たしています。


【アルビレックス新潟 DF 早川史哉選手】
「この骨髄バンクや献血が無くては僕は先に進めなかったので、こういう活動に参加するのは、僕の中では当たり前というかやらなきゃいけないこと」


9日には、多くの学生が献血に協力し、3人の学生が骨髄バンクドナー登録を行ったということです。


【ドナー登録をする学生】
「自分がすぐに何かできるわけではないが、『こういうふうに登録しておけば、いつか役に立てるのかな』と思ったら、いいことだと思ってやってみました」


新潟市と日本赤十字社では、ドナー登録と献血について改めて多くの人に協力してほしいと呼び掛けています。