3夜連続でお伝えする「ニッポン経済の現在地」。2回目のキーワードは「“ニッチ”な技術で世界を制する」です。最新のiPhoneにも搭載された極小チップ。昔からある技術を応用したものですが…ここに、日本経済の“勝ち筋”がありました。
iPhoneの半分は日本製 世界を動かすニッチな技術

かつてカセットテープでトップシェアを誇ったTDK。今、この会社が再び存在感を高めています。

今年9月に撮影された写真に写っていたのは、アップルのティム・クックCEOに自社をアピールするTDKの齋藤社長です。
実はアップルの極秘研究施設が横浜市にあり、写真はそこで撮影されました。この日、日本のメーカー4社が招かれ、それぞれの技術をクックCEO自ら称賛したといいます。
なぜ今、TDKは世界のアップルから称賛されているのでしょうか?
今年9月に発売された最新のiPhone。専門家に実際に分解したものを見せてもらいました。

フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ 柏尾南壮 CEO
「iPhoneにおいてはほとんど日本製。日本なしではスマホは作れない」

最新のiPhoneには日本製の部品が1300個近く使われていて、圧倒的な存在感を示しています。
柏尾 CEO
「昨今の台湾有事の話も報道されましたが、あの国(中国)に何かあった時の電子部品の調達先として日本の立場・ポジションは上がる」
中でも、重要な部品を作っているのがTDKだといいます。

柏尾 CEO
「日本が強いのがカメラ回り。TDKの『TMR(磁気抵抗)センサー』」
「TMRセンサー」とは、カメラのオートフォーカスや手ぶれ補正を担う部品です。














