最終節を勝利で終えたアルビレックス新潟。
シーズン終了後のセレモニーで行った、松橋力蔵監督と堀米悠斗キャプテンのスピーチの内容を掲載します。


最後まで諦めず勇気を持ち、目標に向けて前に進めば、目標達成できる

【松橋力蔵監督】
「本日は足元の悪い中、本当に多くの方にスタジアムに足を運んでいただき、本当にありがとうございます。皆様方のご支援、ご声援があって本日を迎えられたと思っております。改めまして感謝申し上げます。

少し思い起こせば、我々のスタートは、ある1枚の写真からスタートしました。その写真は、昨年の最終戦の後にこのピッチの中で撮った集合写真です。その集合写真は私の知るビッグスワンの姿とは、少し程遠い感じを受けました。もちろん(新型)コロナの影響はあったと思いますが、そのように感じた写真を選手に見せ、『今年はこれをもう一度満員のお客さんの中で、全員で撮ろう』と、そう伝えました。

そこに加えて、『では、その光景が本当に実現したのならば、果たしてその日に何が起きているのか。何が起こったのか。何を成し遂げることができたのか。想像してほしい』というふうに選手に伝えました。

そして今日、私達が想像していた景色が、ここにあります。これを成し遂げたのは、まぎれもなく今後ろに並んでいる全選手のおかげです。どうか彼らを称えて、誇りに思っていただきたいと思います。

今シーズンを進める中、最後まで諦めることなく勇気を持ち、目標に向け、しっかりと前へ進んでいく。そうすることは、必ずや目標を達成することができるんだということも示してくれたと思います。

この素晴らしい新潟の歴史に名を刻むことができた偉大な選手たちを、これからも引き続き皆様の熱いご支援とご声援をいただけますようお願い申し上げます」