職員だけではなく 経営側にもメリットが…
国民の5人に1人が75歳以上という“超高齢化社会”はもうすぐそこにまで迫り、介護サービスを必要とする人は年々増え続けています。

【吉田愛宕の園 木村美穂施設長】
「しっかり職員がプライベートを充実させて潤った中で、利用者さんと接するというのがすごく大事だと思っているので、働きやすい環境を私たちが提供することによって、職員も長く心にゆとりを持ちながら働きやすいかなと思っています」

【介護職員 重木信吾さん】
「10時間労働になって、利用者と関わる時間が増えてきたので、今まで1人体制の時間が多くてできなかったことを1つでも、利用者のやりたいことを叶えられたらいいかなと個人的には思っています」

週休3日制の導入によって職員の休みが増えるだけでなく、時間外労働が3割ほど減るなど、経営側にもメリットがあるそうです。
また、これまで通りの週休2日制での勤務も選べるということで、愛宕福祉会では職員の事情に合わせた多様な働き方を提供したいとしています。

新たな働き方の導入は、介護の担い手不足解消のカギになるのでしょうか?
今後の広がりに注目です。