『実車指導』で運転技術を確認

「じゃあ、8番通りを左に曲がってください ―」

まずは教習所のコースを数回周ります。
すると、すかさず指導員から…

「今のところ“止まれ”の交差点だったんですけど ―」

「止まりましたよ」

「停止線ちょっと超えていますよ。止まるときは停止線の“手前”で止まらないと」

停止線をオーバーしていたようです。

次は『段差の乗り上げ』。
段差を乗り上げたあと、前のポールにぶつからないように、素早く止まれるかどうかを調べます。

これは難なくクリアーし、このまま実写指導終了かと思われましたが…

しばらく走っていた後、また指導員からストップがかかりました。

「先ほど、ご自分では止まったと言っていましたが、ここも止まれの交差点です。停止線を越えてしまっているんですよ。この線を越えてしまうと一時不停止…」

再び、停止線を越えて止まってしまいました。
例えわずかなオーバーであっても、「事故の原因になり得ることは全て指摘する」と指導員は話しています。