災害発生後、数日間乗り切るための“非常用持ち出し品”は「1次避難グッズ」。被害が長期化した際に“自宅での避難に役立つ備蓄品”が「2次避難グッズ」。そして、「0次避難グッズ」とは、外出先で災害やトラブルに巻き込まれることを想定し持ち歩く、簡易的な防災グッズです。

子ども用の0次避難グッズとして、アルコールフリーのウェットティッシュや普段食べ慣れている携帯食などが挙げられます。また、特に大事な持ち物が…
NPOとらのまき 椎谷照美代表
「家族メモです。これ、絶対必要です。紙でいいんです。こうしたもの持ち歩いています」

家族全員の電話番号、個人情報などをまとめておくといざという時に役立ちます。子どものための防災。今一度確認しておきましょう。
吉田理彩アナウンサーはは東京の小学校に通っていた5年生の時、東日本大震災を経験して2日間、自宅に帰れずに友達の家に泊めてもらった経験があるそうです。その時に実際に役に立ったのが「家族メモ」でした。近くの方に携帯電話を借りて家族に無事を伝えることができたということなのです。小銭も持っていれば、ちょっとした食料品や必需品を買うこともできますよね。

また何かあった時にはどこに集合するか、災害の知識など普段から防災について家族で話し合っておきましょう。