投資を名目にした手口で青森県内の男性が約2500万円を騙し取られる被害があり、警察が特殊詐欺事件として捜査しています。
被害に遭ったのは青森県内に住む50代の男性です。警察によりますと、2023年3月、男性が携帯電話でSNSを利用して株取引の広告サイトにアクセスしました。無料通信アプリでやり取りをしていた先生と呼ばれる指南役の人物から「株は暴落するためFXに投資すればよい」「システムが自動的にお金を運用してくれる」などともうけ話を持ちかけられ、男性は7回にわたって大手金融機関などの複数の口座に計2491万円を振り込みました。その後、運用資金を引き出すことができず、指南役などとも連絡がつかなくなったということです。
全国で同様の手口による被害が確認されていて、警察は投資話を勧められた場合には家族や知人、警察などに相談して一人で対応しないよう呼びかけています。