12月8日、青森県八戸市では県内でも過去最大の「震度6強」観測の地震が発生。各地でも、この地震による影響・被害は確認されていて、依然として“災害の爪痕”は色濃く残っています。

大きな被害を受けた「むつ総合病院」では7階のスプリンクラーが破損し、6階、5階まで水浸しになるなどの被害がありました。

このため、水の重さで壁が落ち、大きな穴が空いている所や、病室ではマットが濡れて、乾かす作業などが行われています。

こうした病院の状況を10日、青森県の宮下宗一郎 知事が視察しました。

今回の地震により、現在、地震と津波のリスクが高まっているとして「北海道・三陸沖後発地震注意情報」も発表されており、これを受けて宮下知事は対策の強化を訴えています。