その言葉を実践しているひとつが毎年恒例の「雪むろりんご」の貯蔵の手伝いです。グラウンドを離れても連係の取れた動きで作業します。

※浪岡中野球部・中山道伍主将(2年)「今は地域のボランティアとしてやっている。ここでも活躍して応援されるチームになりたい」

販売の手伝いで選手たちが店頭に立つこともありました。こうした活動はプレーにもいい影響をもたらしています。

※鈴木陽監督「野球以外の部分から学ぶことが多い。発言や人のことが考えられるようになった。相手があってのスポーツ。相手のことを考えることが野球につながる」


冬場は教室や廊下が主な練習場所。雪のない地域の学校と比べると、どうしても土の上での練習量、そして人数が少ないことで、練習の内容が異なります。それでも選手たちに悲壮感はなく、今、やれることに全力を注いでいます。

初の全国大会は開幕試合。相手は前回王者・鹿児島県の日章学園鹿児島育英館です。
※浪岡中野球部・中山道伍主将「優勝チーム相手にどれだけいい試合をできるか楽しみ」
「一生懸命やっていると思わせるような、みんなからがんばっていると思わせるような試合をしたい」

「浪岡中ナイン」は地域への恩返しの思いを胸に初の全国に挑みます。

浪岡中学校野球部は去年の全国大会にも出場を決めていましたが新型コロナによる青森県教委の部活動の対外試合禁止措置を受けて辞退。
先輩たちの思いも背負っての全国大会、活躍が楽しみです。














