先週の寒波の影響で値上がりしている野菜。特に、ハウスで温めて栽培するナスやピーマンは灯油をはじめとする燃料代の高騰もあって1月から比べて2割から4割値上がりしています。

青森合同青果によりますと、ナスは、1月に比べて3割から4割、ピーマンは、2割から3割値上がりしています。
原因は、1月下旬の寒波による生育の遅れや物流が滞ったことによる入荷量の減少だといいます。さらに今年はもう1つ原因が。

※青森合同青果野菜部 荒谷晃好さん「今年の場合は燃料代も相当上がってますので、農家さんもハウスで作るのに加温するのに加温控えしているところもあって、そういう燃料代が上がったというのも1つの相場を上げた、出荷量が減った要因になっていると思う」

キュウリの場合は、寒波の影響に加えて節分の恵方巻の具材として需要が大きく伸び、通常は1箱50本で1500円ほどですが一時4000円にまで上がり、今も2500円前後です。食卓に欠かせない野菜の値段、今後の見通しは…。

※荒谷さん「天候もある程度回復してくれれば、相場も回復してくるのかなというふうに見ています」

出荷量が増えて値段が落ち着くのは、2月中旬となりそうです。