リンゴ生産に携わる農業後継者を対象にした整枝せん定競技会が、青森県弘前市で開かれました。

弘前市のりんご公園で開かれた整枝せん定競技会には、リンゴの栽培経験が5年以上の20代から50代の後継者、13人が参加しました。
競技会は、高品質のリンゴ生産に必要なせん定技術を継承しようと2023年で30回目を迎え、参加者たちが与えられた時間内でのせん定に取り組んでいました。
審査には、りんご協会の剪定士があたり、花芽のつき具合いの見極め方やはしごかけなど、作業や栽培がしやすい樹の形に導いているかなどをチェックしていました。

※参加者「まだ始めて間もないので、自分の思った通りになればいいなと期待を込めて切っています」「去年は収量が多い年だったので(今年の)花芽が心配だったが、ある程度あるので今のところは今年の秋に向けて楽しみな1年かな」


弘前市では後継者不足が叫ばれて久しく、19日の競技会の参加者も募集枠の30人の半数にも満たず、関係者を心配させていました。



 
           
   
  









