全日本ジュニアの結果は… 銀盤を舞う2人

2人は11月16日、17日に広島県でで開催されたジュニア最高峰の大会「全日本ジュニア」のリンクで舞いました。2年連続出場の堀野伊織選手は、真っ赤な衣装で銀盤に登場。1型糖尿病と闘う15歳は大会直前の腰の疲労骨折で、ショートプログラムで満足の行く演技ができず42.01点。2度目の出場は不完全燃焼で終えました。

一方、この春から八戸に拠点を映した尾形広由選手は、最高の演技を見せます。18歳、最初で最後の全日本。ショートの演技を自己ベストの56.40点で17位で通過すると、17日のフリーでも前日の勢いを持ち込みます。

尾形広由 選手
「最初で最後の全日本ジュニアということもあって、去年以上にフリーは力を入れて練習をしてきたので、その練習の成果が全日本ジュニアで、大きな舞台で出し切ることができたのですごくよかったと思います」

ジャンプにスピン、ステップに至るまで大きなミスなく滑り切り、フリーも自己ベストの点数をたたきだし、目標としていた総合15位以内の14位(総合167.91点)で大会を終えました。

尾形広由 選手
「1人だと心細い部分もあるんですけれども、仲間たちが背中を押してくれたので、練習から力を入れて練習することができたので、すごくよかったです」

県勢2選手の明暗は分かれましたが、成功と失敗、その両方を糧に再び次のリンクに向かいます。