青森市の高校生が9日、漁師と一緒に「マダイ」や「サーモン」など地元の魚を使った料理に挑戦しました。
青森山田高校で行われた料理教室は、東青地域の漁師たちで作る団体が県内で青森サーモンを養殖する日本サーモンファームの協力で開きました。
9日は、調理科の生徒が「マダイ」や「青森サーモン」の調理に挑戦しますが…
Q.うまくいきそうですか?
「ちょっとあやしいですね」
それでも、漁師からコツを教わりながら丁寧にさばいていきます。
生徒は
「身を残さないように三枚おろしをしないとという気持ちでいっぱいで、いつもよりも、すごくきれいに三枚おろしができて、すごくいい経験になりました」
漁師は
「しけの中でも船は出すので、そんな中でとれた魚を使ってくれるので、感謝でしかない」
日本サーモンファーム 岡村大祐 取締役
「サーモンは、タマゴから成魚になるまで育てているが、加工して販売した先は見る機会がないので、こういうやりづらさがあるのかとか、ここに良さを感じるとかわかるのがすごくよかった」
生徒たちは「マダイ」と「サーモン」を使って刺身や、香ばしく焼き上げたポワレ、スープなどを完成させました。
生徒は
「口の中の食感もすごく弾力があるし、めっちゃおいしい。すごくいいものをつくってくれて(漁師たちに)ありがとうと伝えたい」
東青漁業士会 齋藤 大 会長
「いいものを作ってもらえるし、こういう食べ方もあるんだと勉強になった」
Q.ポワレを食べたことは?
「ないね。ああいうおしゃれなものは。普段食べないから。でも、すごくおいしかった」
青森山田高校では、2026年以降も同様の料理教室を実施したいとしています。