サッカーJ3で現在、首位の「ヴァンラーレ八戸」がJ2へ昇格した場合に必要となるスタジアムの建設について、青森県八戸市の熊谷雄一 市長は市単独の支援に限界があるとして、関係する自治体と連携を図る考えを示しました。

現在、J3で首位のヴァンラーレ八戸は、このまま2位以内でシーズンを終えれば自動的にJ2昇格が決まります。

ただ、昇格した場合、現在は約5200人の収容人数を1万人以上としたうえで観客席を屋根で覆うなど、J2規格の基準を満たしたスタジアムが必要となります。

これを踏まえ、9日に開かれた市議会で熊谷市長は、近隣のホームタウンと連携を図り検討する考えを示しました。

八戸市 熊谷雄一 市長
「現実的な問題として市単独での支援には限界がありますことから、全国のスタジアム建設の事例を参考に、様々な手法を含めて議論を進めていくほか、ホームタウンとなっている関係自治体のみなさまとも連携を図りながら、必要に応じて県とも相談したい」

また、熊谷市長はJリーグへ基準の緩和を求めることも検討するとしています。