富山県高岡市、「踊る主婦YUKO」のダンス教室に元気な声が響いていました。

優子さん:「みなさんすでにめちゃくちゃ輝いています。さらに輝いていただきたくて、感動時間です。感動時間を始めます」

現在、フリーのインストラクターとして富山県高岡市を中心に3つの教室でヒップホップやKーPOPなど様々なジャンルのダンスを教えています。そのレッスンは、わかりやすくて、情熱的。

優子さん:「いい汗かけてるよね。それだけで最高だよね。すごいよね、みんな」

参加者:「ダンスがかっこいいでしょ。もうダンスを見にだけ来てます」
参加者:「またやりたいなって思えるレッスンだと思います」

「踊る主婦YUKO」は横浜市出身。ダンスにのめり込んだのは高校生の頃で、青春時代はストリートダンスに明け暮れ、オーディションを勝ち抜きジャネット・ジャクソンの前でダンスを披露。そして、プロへと進み、アーティスト・小柳ゆきの楽曲の振り付けを担当するなどエンターテイメントの世界で活躍してきました。

優子さん:「もっと自分が出世したいじゃないけど、色んな人に見てもらいたい、憧れのアーティストと踊りたいとか、わかりやすい自己実現のためだけにやっていたんだと思うんですけど」

しかし、30代半ば、体力や見た目の衰えを感じて「第一線でやるには潮時だ」と2014年、結婚を機に引退しました。

優子さん:「もう全部おなか一杯になってやめました。もうおかわりはいらない」

そんな優子さんが再び踊るきっかけとなったのが…。長女の唯ちゃん(7)です。