佐渡沖でM7クラスの地震が起きたら、佐渡には最短7分で津波到達?
一方、今後起こりうる津波について懸念する専門家も…

長岡技術科学大学 犬飼直之 准教授
「今回の解析結果ですと、能登半島地震よりも新潟県沿岸域に到達する波の高さ少し高めになる結果になっています。10分を切るような短い時間で(津波が)陸地に到達するような場所があります」
津波に詳しい長岡技術科学大学の犬飼直之准教授です。

犬飼准教授は、佐渡沖付近の断層でマグニチュード7クラスの地震が発生したという想定で津波をシミュレーション。その結果、第一波が到達するのは、佐渡が最短で7分、糸魚川が14分、上越が20分に。佐渡市や上越市では最大でおよそ3メートルの津波が来ると分析しています。
長岡技術科学大学 犬飼直之 准教授
「強い揺れを感じたら海辺にいる人たちは津波が来ることを考えて避難をすることを考えて頂ければ」

今回の地震で改めて突きつけられた津波の脅威。
命を守るための避難について、今一度考えなければなりません。