文部科学省は、能登半島地震で集団避難している中学生のために、来週5日から追加で教員らを派遣し、38人体制で学習などを支援する方針を明らかにしました。

能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市や珠洲市、能登町では、希望した中学生が親元を離れて白山市や金沢市の施設に集団で避難しています。

集団避難先には、これまでにのべ17人の教員らが配置されて支援を行っていますが、文部科学省は県からの要望を受け、さらに応援の教職員を派遣する方針を明らかにしました。

中には教員免許を持ち学校現場での指導経験をもつ文部科学省の職員3人も含まれていて、来週5日からは38人体制で生活指導や学習指導にあたるということです。