「全員が頑張って走った結果が7点。まだまだ成長できる」

大阪桐蔭 名取キャプテン

 それでも、大阪桐蔭は慌てませんでした。反則を犯さず、規律の取れたディフェンスで、チャンスをつくらせません。そして、スクラムでプレッシャーをかけ続けて主導権を握り、最後もスクラムでペナルティーを奪ってノーサイド。安定したセットプレーを軸に、落ち着いた戦いぶりを見せた大阪桐蔭は、7対0で逃げ切って見事Aブロック優勝を果たしました。

 ライバルに競り勝った名取凛之輔主将は、「今年大きくボールを動かすラグビーにチャレンジする中で、全員が頑張って走った結果が7点。まだまだ成長できると思うので、全員で一丸となって、桐蔭らしい接点にこだわりながら、自分たちのラグビーに取り組んでいきたい」と話しました。