ドライバーでPCを破壊し証拠隠滅?池田佳隆被告

裏金事件を巡っては、安倍派の議員がドライバーで証拠を破壊していた疑いも…

26日に政治資金規正法違反の罪で起訴された安倍派の衆院議員・池田佳隆(57)被告。総額4800万円のキックバックを受けたにもかかわらず、収支報告書に記載しなかった罪に問われています。

関係者によりますと、特捜部の家宅捜索を受ける前に、事務所のパソコンがドライバーで壊されており、池田被告が秘書に指示して、証拠隠滅を図った可能性があるということです。

茂木派も麻生派も…「離脱ドミノ」始まる

裏金問題による政治不信の高まりを受けて、存続する姿勢を示している二つの派閥でも「離脱ドミノ」が始まっています。

茂木派では、小渕優子選対委員長に続いて、関口昌一参院議員会長らが退会を表明。麻生派の岩屋毅元防衛大臣も「全派閥が解散すべきだ」として退会の意向を明らかにしました。

混乱の続く自民党に対し、野党は「裏金事件」を追及する構えです。

立憲 泉健太代表
「この“裏金”議員は許してはいけないということに焦点を絞って取り組んでいかなければいけない」

29日には「政治とカネ」の集中審議が行われます。