予防対策は一般的な感染症とほとんど同じ 傷口にも注意を
では、私達にできる予防対策はどんなことなんでしょうか。
感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」が考えられます。ですから、「飛沫感染」では、喉や口への侵入を防ぐ。「接触感染」では、傷口から入らないように傷口を隠すことも有効となります。

予防対策は一般的な感染症とほとんど同じになってくるので、マスク、うがい、手洗い、アルコール消毒。また、傷口から入るということがあるので、「皮膚の傷口を露出しないよう絆創をつける、衣服で覆うのも重要」と寺嶋医師は話していました。

井上貴博キャスター:
致死率が3割とか、いわゆる“人食いバクテリア”とか、こういう情報で「ドキッ」としてしまうところはありますけど、偏見に繋がることがあってはならないので、まずは正しい情報を確認するということですか。
宋さん:
本当に運悪く感染してしまうと、かなり劇症な経過を辿ってしまうということなんですが、別に何か特定のことをすればかかるというわけでもないので、あまり怯えすぎてもプラスにはならないのかなとは思います。
ただ、こういった感染症があるってことと、傷口を綺麗にしたりとか、うがい・手洗いとか、そういう当たり前のことをもう一度確認するっていういい機会になるかなと思います。