熊本県では、地震発生確率16%の活断層も

地震調査委の資料より作成

〇九州・沖縄地方
福岡県 福智山断層帯【7.2程度 ほぼ0%~3%】
福岡県 警固断層帯(南東部)【7.2程度 0.3%~6%】

長崎県 雲仙断層群(南西部/北部)【7.3程度 ほぼ0%~4%】

熊本県 日奈久断層帯(八代海区間)【7.3程度 ほぼ0%~16%】
熊本県 日奈久断層帯(日奈久区間)【7.5程度 ほぼ0%~6%】

大分県 中央構造線断層帯(石鎚山脈北縁西部区間)【7.5程度 ほぼ0%~12%】大分県 周防灘断層帯(周防灘断層帯主部区間)【7.6程度 2%~4%】

活断層は、北海道から九州まで日本列島に網目のように広がっています。地震調査委は、発生確率値が小さいように見えても、「発生しないことを意味してはいない」と、注意を呼びかけています。過去を振り返って兵庫県南部地震は、直前の確率値が【0.02%~8%】。2016年の熊本地震も【ほぼ0%~0.9%】と、決して高くはありませんでした。