応急仮設住宅の建設始まるも現状は

避難所から宿泊施設など2次避難を経て、その後仮設住宅に移行していくわけですが、輪島市と珠洲市では12日に着工・申込受付が始まりました。2月上旬から順次完成する見通しです。能登町や穴水町では、15日に着工・申込受付が始まるということです。

ただ、住宅被害に関しては、珠洲市や輪島市ではまだ多数という状況です。

<石川県の主な住宅被害 ※15日午後2時時点>
能登町 全壊352棟/半壊・一部破損は多数
志賀町 2549棟
七尾市 5452棟
羽咋市 1217棟
穴水町 1000棟

ここに出ていない地域、金沢のすぐ近くの内灘町でも液状化などで住宅が大きくダメージを受けているところがあります。

<“孤立状態の地区”現状は ※14日午後2時時点>
輪島市 8地区228人
珠洲市 5地区249人
能登町 2地区13人

孤立状態の地区の現状ですが、合計15地区(490人)で人の移動や物資が届かないという状況が続いています。