最新世論調査では「独立」でもなく「統一」でもなく…

台湾では2022年までは「独立」を望む声が多かったものの、2023年に行われた最新の世論調査では中国と「現状維持」を望む声が大多数でした。今回、当選した「民進党」頼氏ですが、頼氏も対中関係について「現状維持」の重要性を主張しています。
「トラブルメーカー」? 新総統・頼清徳氏

頼氏は、医師から政治家に転身後、民進党のホープとして期待され蔡英文政権で副総統を務めました。
また、対日関係を重視し、日本での人脈が厚いと言われる人物です。中国情勢に詳しい興梠教授は「民進党は中国と”対話する”姿勢も示しているが、中国との緊張関係は今後も続くだろう」と指摘します。
頼氏は、中国からは台湾独立を目指す「トラブルメーカー」と名指しで批判されていて、中国側の出方が注目されています。
(「サンデーモーニング」2024年1月14日放送より)

















